« わるい夢を食べるバクの絵 | トップページ | 展示に向けて~作品紹介01~ »

2011年10月 1日 (土)

ただ好きに沈んでみる

.
.


好きなものをただ好きでいることもありますが、自分で作業してみたくなったりもします。
絵で描くとか。
好きな物語や好きな写真、好きな風景。それから。好きになった女性たち。


そしてそんな折々、身近にある音楽もまた好きなもののひとつかもしれないからちょっと作業してみようと思いました。
これはかなり私的な記事かもしれませんね。



Tom Waitsのアルバム「Closing Time」のCD 。
デザイナーの頃に西麻布の事務所からの帰り道に六本木WAVEで買った輸入盤。
その時からゆうに二桁の年数が経ちます。
長い年数に傷でもできたのか今は途中が再生できなくなっているけど最後から2つめの大好きなその曲は大丈夫です。


詞の意味を知りたくて今までもその訳詞を読んだりしていましたがどこか自分は解らなかった。
それはその訳の問題じゃなくて、たぶん詩というものがそういうものなんだって気がしてます。
だから自分なりにちょっと作業をして感じてみようかなって訳してみました。
ただその「自分なり」はアヤシク、トボシイ語学力から。
オリジナルイメージを大切にされている方は青字をとばしてくださいな。



Grapefruit moon/Tom Waits

Grapefruit moon, one star shining,
shining down on me.
Heard that tune, and now I'm pining,
honey, can't you see?
'Cause every time I hear that melody,
well, something breaks inside,
And the grapefruit moon, one star shining,
can't turn back the tide.


グレープフルーツみたいなお月様とひとつの星の輝きと
その光が僕に降り注いでる
あの調べが聞こえてくるのをとっても願ってるって...
ねぇ、君にわかるかな
あのメロディが聞こえてくるといつも 
そうだな.... 心の中でなんかが壊れちゃうんだ
グレープフルーツみたいな月ときらめくひとつの星....
流れていったものはもう戻れないんだ

Never had no destination, could not get across.
You became my inspiration,
oh but what a cost.
'Cause every time I hear that melody,
well, something breaks inside,
And the grapefruit moon, one star shining,
is more than I can hide.


無目的にならないでとか、乗り越えられないなんてないよとか
君はいつだってそんな気持ちにさせてくれてきた
でもその代償は...
あのメロディが聞こえるといつも 
うん 心の中でね 何か壊れるんだ
グレープフルーツみたいな月ときらめくひとつの星と
その光、とっても隠しきれないくらいだ



Now I'm smoking cigarettes and I strive for purity,
And I slip just like the stars into obscurity.
'Cause every time I hear that melody,
well, puts me up a tree,
And the grapefruit moon, one star shining,
is all that I can see.


煙草をふかしながらピュアでいたいって努力してる
そしてどこかに流れてく星たちみたいにそっと去るんだ
あのメロディが聞こえてくるといつも 
いいかい、僕は樹に登るんだよ
そしたらグレープフルーツみたいなお月様とひとつの星の輝きと
それだけしか見えなくなるんだ



33_5



訳詞についての注記です。
訳はいくつかの既出の翻訳も参考にさせていただいています。訳者の方には感謝しています。ありがとうございました。
ただ。その導きにも関わらず理解できない点があったのは自分の不勉強故ですが、中で一番苦労したのが


Never had no destination, could not get across.You became my inspiration, oh but what a cost.

のヶ所です。翻訳により異なりますが
「乗り越えられない運命は無かった。君は僕のインスピレーションだった。」というのが多いようでした。が、少し。。。
それでnever が頭にくることから一種の命令形の解釈としcould not get acrossをdestinationにかかる言葉ではなく、
それと並列した解釈にして、そしてその全体を彼女がくれたinspirationである意としました。
自分としてはこの方が詞=詩として良いように感じます。が、う...ん、ぜんぜん自信はないですね。
そしてcostはbut whatで逆説的に彼女にかかるかとも思いましたが今回は多くの既出の訳と同じ解釈としました。
ただ主語が明確じゃないことも多く、自分は「彼女に何もしてやれない、迷惑をかけてきた」って意ととってます。
しかし、どうでしょうか。。。


にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ
にほんブログ村

.
.

« わるい夢を食べるバクの絵 | トップページ | 展示に向けて~作品紹介01~ »

art」カテゴリの記事

etc」カテゴリの記事

フォト

◆HP(作品掲載)

◆好きな作家さん

◆my friend

  • 猫模様
    絵とか料理とかいろいろなtomoさんのblog

◆eternal

COUNT

◆◆◆

◇リンクについて

  • リンクフリー
    アンリンクフリーです
    http://nostudio.cocolog-nifty.com/blog/
2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ